FXで自動的に儲かる仕組み
リンはNYボックスのバックテストの結果を基にして、実際に取引を開始しました。 ところが、毎日、取引するのは結構面倒です。 そこで、MT4(MetaTrader 4)のEA(Expert Advisors)を使用して、自動売買することにしました。
リンはMT4を使用するのは初めてです。 もちろん、EAも使ったことがありません。 MT4の使い方とEAの作り方を知りたくて、本屋で何冊か読み比べて、津島 朋憲著「津島式システムトレード FXで自動的に儲かる仕組み(CD-ROM付) 」を購入しました。 本書は、MT4の使い方、EAの作り方、自動売買のやり方が分からない初心者の方におすすめです。 また、今までMT4を使用したことはあるが、EAを自作したことはないという方にもおすすめです。
本書にはFXCMの海外口座の開設手順が説明されており、またサンプルEAの入ったCD-ROMの付録があるというのも、本書を選んだ理由の一つです。
参考のために目次をご紹介します。
第1章 FXとシステムトレードの基礎知識
第2章 自動システムトレードの下準備
第3章 EAを起動させて自動売買に挑戦!
第4章 EAで使用するテクニカル指標を理解しよう
第5章 ジェネレーターでEAを作成してみよう!
第6章 津島式自動売買システムトレード応用編
第2章 自動システムトレードの下準備
第2章では、FXCMの口座開設の手順が解説されています。 海外のFX口座を開設したい方の参考になります。 リンも、FXCMではありませんが、本書を参考にして、海外のFX口座を開設しました。
また、MT4のインストール方法、設定及び注文方法が解説されていますでの、初心者の方には非常に役に立ちます。
第3章 EAを起動させて自動売買に挑戦!
MT4のEAを使った自動売買のやり方が解説されています。 また、バックテストのやり方や、EAのパラメータの最適化のやり方も解説されていますので、初心者の方も安心です。
なお、付録のCDに収録されたEAを使用しますので、本の通りに迷わずに試すことができました。
第4章 EAで使用するテクニカル指標を理解しよう
7つのテクニカル指標と売買シグナルをMT4のチャートに表示させる方法が解説されています。 7つのテクニカル指標とは、移動平均線、MACD、RSI、ピボット、ボリンジャーバンド、DMI及びブレイクアウトです。 ピボットはMT4に標準では搭載されていません。 本書では、ピボットを表示させるインジケーターをダウンロードし、MT4で使用する方法も紹介されています。
第5章 ジェネレーターでEAを作成してみよう!
初心者がいきなりEAを作成するのは難しいのではないでしょうか? また、MT4を使っている方でも、EAを自作するまではやったことがないという方が多いのではないでしょうか?
第5章では、津島 朋憲さんの「Famtex」というサイトが紹介されています。 このサイトでは、津島 朋憲さんの作成したEAジェネレーターを使用し、初心者でも簡単な操作だけで、オリジナルのEAを作成することができます。
「Famtex」への会員登録(無料)のやり方から、EAジェネレーターの使い方まで、分かりやすく解説されています。 また、自作EAのバックテストのやり方、バックテストの結果の見方、さらにヒストリカルデータ(過去数年の長期間のデータ)の入手方法まで、知りたいことが一通り解説されていて、非常に参考になりました。
ちなみに、リンは「Famtex」のEAジェネレーターでブレイクアウトのEAを作成し、そのEAを基にして、NYボックスのEAを作成しました。
第6章 津島式自動売買システムトレード応用編
複数のEAを並列稼動させる方法が解説されています。 また、自分で売買ルールを考案するために、チャートに指標を表示し、指標のパラメータを変更する手順が解説されています。
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