超カンタン アメリカ最強のFX理論
リンは長期トレンドに沿った順張りで取引しています。 2010年4月時点で長期トレンドが反転する可能性が高く、数ヵ月取引できない恐れがあります。 デイトレードをしてみようと考え、ロブ・ブッカー&ブラッドリー・フリード著「超カンタン アメリカ最強のFX理論 」を購入しました。 本書を購入するきっかけになったのは目次の「FXを間違えた日本人」という一文でした。 また取引の手法も今まで読んだ本とは異なっていたため、勉強しておく価値があると判断しました。
参考のために目次をご紹介します。
・ FXを間違えた日本人
・ ロブの主たる武器「2trendy」
・ 世界でいちばん日本人向き!? 「NYボックス」
・ ロブが使う最小限のテクニカルと「アリゾナルール」
・ 「アリゾナルール」10の手法
・ マネーマネジメントこそが成功のカギ
・ ロブは”バックテスター”
・ 「10pipsはうれしくない?」勝つ人の戦略と習慣
バックテスト
本書にはいろいろな手法が紹介されています。 しかし、手法を使用する前に、また使用中もバックテストを繰り返すことの重要性をロブ・ブッカーは述べています。
ロブ・ブッカーはバックテスト用ソフトとして「Forex Tester」を薦めています。 ネットで検索したところ、確かに「Forex Tester」が最も良さそうでした。 「Forex Tester」の価格は$150ですが、ロブ・ブッカーのサイト「ROB BOOKER FOREX」の無料会員に登録すると、$130で購入できます。 早速、無料会員に登録し、「Forex Tester」を購入しました。
さっそく、「Forex Tester」でバックテストをやろうと思ったのですが、過去のチャートを表示させ、いちいち売買する必要があります。 これでは、か~な~り~の~時間がかかります~
NYボックス
ロブ・ブッカーの手法の中でNYボックスはチャートを表示させなくても、過去のデータさえあれば機械的にバックテストできます。 さっそく、ネットで検索してみたのですが、参考になるNYボックスのバックテスト結果が見つかりませんでした。 結局、自分でプログラムを組み、バックテストを実施してみました。
バックテストの条件は次のとおりです。
- NYボックス(サマータイム3月第2日曜~11月第1日曜)=日本時間午後1時~午後8時
- NYボックス(サマータイム以外)=日本時間午後2時~午後9時
- 15分足の終値がNYボックスをブレイクアウトしたら、次の15分足の始値でエントリー
上へブレイクアウトした場合、始値で買い、利食いは+20pips、ロスカットは-30pipsに設定
下へブレイクアウトした場合、始値で売り、利食いは-20pips、ロスカットは+30pipsに設定 - ただし、日本時間午後12時(サマータイム、サマータイム以外は午前1時)までにブレイクアウトしなかったら、エントリーしない。
- ロスカットに引っかかってしまった場合は、逆方向に再エントリー
上へブレイクして買った場合、ロスカットに引っかかったら、売りで再エントリーし、利食いはNYボックスの安値、ロスカットは+30pipsに設定
下へブレイクして売った場合、ロスカットに引っかかったら、買いで再エントリーし、利食いはNYボックスの高値、ロスカットは-30pipsに設置 - ただし、日本時間午前4時(サマータイム、サマータイム以外は午前5時)で未約定の場合は、手仕舞い。
2009年はすごく儲かっています! しかし、2004年~2008年前半までは負けが続いています。 今のところ2010年は使えそうですが、このまま使い続けるのは怖いですね。
他の通貨ではどうか? 利食い、ロスカットの条件を変えたらどうか? ということに興味がありますので、バックテストを実施中です。 バックテストの結果は「NYボックス」をご覧下さい。
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